すまいValueは、一度に複数箇所の不動産会社に査定を依頼できる不動産一括査定サービスです。
住友不動産販売株式会社や三井不動産リアルティ株式会社といった大手不動産会社6社が共同で運営しており、信頼度の高さに定評があります。
2016年10月のサービススタート時から2023年5月の約6年半の間に査定依頼件数が77万件を突破したことからも、利用者数が多いことが伺えます。
とはいえ実際に利用するとなると、「本当に安心して利用できるの?」「適正な査定額を提示してくれるのかな?」と、すまいValueの本当の評判を知りたくなりますよね。
不動産を売却する機会はめったにありませんし、慎重に手続きを進めたい方もいるでしょう。
そこで本記事では、すまいValueのリアルな口コミ・評判と、利用者が感じたメリット・デメリットを紹介します。
査定を依頼する方に向けてすまいValueを使用する流れも解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
すまいValueの口コミや評判
スマートフォンやパソコンですまいValueについて調べていると、色々な口コミが見つかりました。
良い評判も悪い評判もしっかりとチェックし、すまいValueが自分に合っているサービスなのか考えてみましょう。
すまいValueの良い口コミ・評判
まずはすまいValueの良い口コミ・評判を確認しましょう。
今回ピックアップするのは、以下の2つの意見です。
- 大手不動産会社を選べるのが良かった
- 査定が出るのが早かった
それではすまいValueの特徴と関連付けながら、良い口コミ・評判について詳しく解説します。
大手不動産会社を選べるのが良かった
不動産一括査定サービスのなかには、審査に通過さえすれば提携を認められるものもあります。
何百、何千という不動産会社のなかから、評判が良くて自分に合っている会社を見つけるのはとても大変です。
もしかすると、あまり丁寧な対応をしてくれない不動産会社が含まれているかもしれません。
その点すまいValueは日本を代表する大手不動産会社に査定を依頼できるので、落ち着いて手続きを進められるでしょう。
すまいValueで利用できる不動産会社は、以下の6社です。
- 三井不動産リアルティ株式会社
- 住友不動産販売株式会社
- 東急リバブル株式会社
- 小田急不動産株式会社
- 野村不動産ソリューションズ株式会社
- 三菱地所ハウスネット株式会社
これらの大手6社は、すまいValue以外の不動産一括査定サイトでは査定を依頼できません。
他のサービスを利用しながら大手6社に依頼したい場合は、1社ずつ連絡する手間が発生します。
実績をたくさん積んでいる大手不動産会社に一度に査定を依頼できるのが、すまいValueの強みと言えますね。
大手である分社会的な信頼度は高いですし、充実したサポートも期待できるでしょう。
1回の取り引きで数百万円・数千万円もの金額が動く不動産の売買だからこそ、安心して利用できる会社を選ぶことはとても大切。
「大企業」という安心感から、物件の購入を希望する人が見つかりやすいのも魅力的です。
すまいValueで利用できる6社の不動産会社は、どれも実店舗数が豊富なのも嬉しいポイントです。
電話やメールでのやり取りが不安なときは、担当者と対面で話を進められます。
音声や文面だけでは伝えきれない細かいことまで相談できるので、納得のいく売却活動ができるでしょう。
もし上記6社だけで自分が売りたい物件のエリアを網羅できるか気になるときは、地元で評判の良い業者をいくつかプラスして査定を依頼するのもひとつの手段です。
すまいValueでは3社くらいに査定依頼を出し、追加で他の不動産会社に声をかけるのもおすすめですよ。
査定が出るのが早かった
すまいValueの良い口コミ・評判のなかには、「査定結果の連絡がすぐに来るのが嬉しい」という声もありました。
早い不動産会社だと、査定依頼を出した次の日に連絡をもらえることもあるそうです。
できるだけ早く不動産を売却したいときや、複数の不動産会社の査定額を見比べたいときはとても助かりますね。
不動産の状態・立地・需要状況などにもよりますが、不動産の売却にかかる期間は平均3〜6カ月、査定の結果を受け取るだけでも1週間かかるケースはよくあるとされています。
「すまいValueだと翌日に査定結果を教えてもらえた」という口コミからは、すまいValueで利用できる不動産会社の対応のスピード感が伺えますね。
すまいValueは査定結果の連絡だけでなく、売却完了までの動きも素早いのが特徴です。
売却までに平均3~6カ月かかるところ、すまいValueを通じて査定を依頼したら、平均2.7カ月というかなり早いペースで取り引きを終えられる結果も出ています。
不動産の売却には色々な準備や手続きが必要ですし、長期間ダラダラと続けるよりも短期間でサクッと終えられるのはとても便利です。
また、担当者の親切な対応や細やかな報告などを評価する意見も見られました。
査定依頼を出したときから売却が完了するタイミングまで、スピーディーかつ丁寧なサポートを受けられるのもすまいValueの魅力と言えます。
すまいValueの悪い口コミ・評判
すまいValueを使いたくなるような素敵な意見がある一方、以下のような悪い口コミ・評判も見かけられます。
- 不動産会社からの連絡が多かった
- 会社によって対応に差があった
こまめに連絡が来ると心強く感じますが、「またか」と思ってしまうほど頻繁に電話が掛かってくると、次第に面倒くさく感じてしまうこともあります。
それに会社によって対応に差があると嫌な気分になりますし、対応が悪かった会社は査定額が良くても契約をためらってしまうかもしれません。
以下の見出しですまいValueを使っていて嫌な思いをした理由を深掘りし、そのうえで上手な対処法も紹介します。
不動産会社からの連絡が多かった
すまいValueで不動産の一括査定を依頼すると、一人で対処するのが難しくなるくらい不動産会社からの連絡が増加するケースがあります。
口コミのなかには仕事や家事で忙しい日中にも電話がかかってきたり、一通ずつ目を通せなくなるくらい大量のダイレクトメールが届いたりした人もいるようです。
不動産を売却しようと考えていても不動産会社との連絡が負担になるとやる気がなくなってしまいますし、査定額を知りたいだけの方にとってはただただ煩わしいだけですよね。
「不動産会社からの連絡が多いのは嫌だな」と感じた方は、以下のような対応をしてみることをおすすめします。
- 査定を依頼する不動産会社の数を減らす
- 電話は使わず、メールで連絡を受け取るようにする
- 断りの連絡を入れる
- 不動産会社のお客様窓口に連絡する
- 利用するサービスを変える
1回で複数の不動産会社に査定を依頼することは効率的にも思えますが、数が多すぎるとかえってやり取りの妨げになるケースもあります。
最初の査定では1〜2社のみに依頼を出し、連絡が落ち着いたら別の会社に依頼してみましょう。
気になる不動産会社すべての査定結果を把握するには少々時間がかかるため、急いでいない方におすすめの方法です。
すまいValueの物件情報を入力する画面を見てみると、「ご要望・その他連絡事項」という欄が設けられています。
ここに「電話に出るのが難しいので、メールでやり取りをさせてください」といった旨を入力しておくと、日中に電話が掛かってくる頻度を低減できるでしょう。
電話が掛かってくる回数が多い場合は、不動産会社に断りの連絡を入れてみましょう。以下のようなフレーズを使うと、効果が期待できますよ。
- 「他の不動産会社と専任媒介契約を結びました。」
- 「購入してくれる人が見つかりました。」
正直に「査定額だけ知りたかった」「売るつもりはない」と言ってしまうと、相手に不快な思いをさせてしまうことがあります。かどを立てずに今後は連絡が要らない旨を伝えるため、「それなら仕方ない」と納得してもらえるような言い回しを使ってみることをおすすめします。
それでも連絡がしつこい場合は、不動産会社のお客様窓口に報告してみてください。
店舗や担当者の名前を伝え、会社の方から注意してもらいます。
それでも改善が見られないときは、利用する不動産一括査定サービスを変えてしまうのもひとつの手段です。
状況に合わせてうまく対応を切り替え、快適にサービスを利用しましょう。
会社によって対応に差があった
すまいValueを利用していると、会社ごとの対応の違いが気になる場面があるかもしれません。
丁寧・迅速に動いてくれるところもあれば、いくつかミスが発生したり、「もう依頼したくない」と思ってしまうほど良くない対応をしたりする店舗もあるのが現状です。
いくら大手の不動産会社が運営しているとはいえ、担当者やお店によってはやり取りに慣れていない人が配置されていたり、少しルーズな雰囲気があったりすることは留意しておいた方が良さそうですね。会社ごとの対応の差が気になったときは、以下のように対処してみましょう。
- 不動産会社に連絡して担当者を変えてもらう
- その不動産会社との取り引きを止める
会社の対応のいい加減さは、担当者を変えてもらうことで改善されるケースがあります。
まだ業務に慣れていなかったり、ルーズな性格の人が担当だったりする可能性があるので、一度不動産会社に連絡してみましょう。
連絡する際は、担当者の氏名や「対応が良くないな」と感じた理由などを伝えてみてくださいね。
それでも改善が見られない場合は、その不動産会社とのやり取りを中止することも検討してみましょう。
すまいValueのメリット
すまいValueを利用する主なメリットとしては、以下の6つが挙げられます。
- 不動産仲介会社大手6社が運営している
- 無料で査定申し込みができる
- 成約時・成約後までサポートしてくれる
- 実績と経験に基づいた適正な査定が受けられる
- 売却の成約率が高い
- 売却にかかる期間が短い
それでは、各メリットについてサービスの内容と関連付けながら詳しく紹介します。
不動産仲介会社大手6社が運営している
多くの不動産一括査定サービスは複数の不動産会社と提携しているため、実際に連絡が来るまでどのような業者なのかを把握しづらいケースがあります。
その点、すまいValueは不動産会社仲介会社の大手6社に的を絞って査定を依頼できるので、「大企業なら大丈夫だろう」という安心感を得やすいでしょう。
すまいValueで査定依頼を出せる不動産会社と、主な事業内容・実績は以下の表の通りです。
会社名 | 主な事業内容 | 実績 |
三井不動産リアルティ株式会社 |
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住友不動産販売株式会社 |
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東急リバブル株式会社 |
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小田急不動産株式会社 |
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野村不動産ソリューションズ株式会社 |
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三菱地所ハウスネット株式会社 |
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大手企業の魅力は、集客力の強さと情報量の豊富さです。
大手企業は日本各地に営業所を持っており、不動産がある場所のすぐ近くで購入を希望する人を見つけやすい傾向にあります。
また潤沢な資金力を活かして広告を積極的に出すほか、駅前や大通りといった人目につきやすいところに店舗を建てているため、認知度の高さも期待できます。
「詳しい事業内容は知らないけど、名前は聞いたことがある」という安心感も相まって、当初の予定より早く売買契約を結べるケースもあるでしょう。
また購入を希望する顧客の情報をまとめた顧客名簿をしっかりと作成している会社も多く、売り手側が売却活動をしなくても購入してくれそうな人を何人か紹介してくれるかもしれません。
可能な限り早く不動産を手放したいときも、大手不動産会社への依頼は一考の価値があると言えますね。
信頼度が高くて実績もたくさん積んでいるため、利用者としては肩の力を抜いて手続きを進めやすいのも大手不動産会社の強みです。
不動産の売却は一度にかなりの金額が動く出来事ですし、手厚いサポートを受けたい方もいるでしょう。
安心感を抱きやすい大手不動産会社に査定を依頼できるすまいValueは、不動産の取り引きに不慣れな方に優しいサービスです。
無料で査定申し込みができる
「有名な大手企業に査定を依頼するんだし、その分料金も高額なのかな・・・」と思いきや、すまいValueでは無料で査定の申し込みができます。
豊富な実績、充実したサービス、心強いネットワークを兼ね備えている大手不動産会社に気軽に査定を依頼できるのが、すまいValueのメリットのひとつです
不動産の価値を調べるときは、不動産の調査の専門家である「不動産鑑定士」に鑑定を依頼する方法もあります。
しかし不動産鑑定士に鑑定してもらうと料金が発生する場合があり、一般的な戸建て住宅の査定を依頼したときの費用の目安は20万〜30万円です。
専門家に依頼するぶん正確な査定額が期待できる一方、それなりの料金が発生することもあるのが難点です。
その点すまいValueなら、専門家に査定を依頼する費用を0円にできます。
実際に職員が不動産を見に行く「訪問査定」も、入力した内容だけで簡易的に査定する「机上査定」も、両方とも無料です。
会社や支店によっては不動産鑑定士の資格を持っている職員が在籍しているケースもありますし、不動産鑑定士の資格を保有していなくても豊富な経験や情報網を活かして正確な査定額を算出してくれます。
どうしても不動産鑑定士に依頼して正確な情報を集めなければならない状況でない限り、すまいValueの無料査定で十分な成果を期待できるでしょう。
すまいValueを無料で利用できる理由は、不動産仲介会社がサイトの運営費を出資しているからです。
査定を依頼する段階で、利用者に費用の支払いを求めることはありません。
利用者がお金を払うのは売買契約を結んだタイミングで発生する「仲介手数料」なので、気軽に利用できますよ。
不動産を売却する際は、売買契約が成立したときに支払う仲介手数料や税金など、多額の費用がかかります。
一般的な売却でかかる費用の目安は売却価格の4〜6%程度ですから、1500万円で売れた場合は60万〜90万円が必要という計算になります。
査定申し込みが無料でできるすまいValueは、不動産を売却するための出費の低減に繋がるでしょう。
成約時・成約後までサポートしてくれる
不動産会社のなかには、最小限のサービスしか用意していなかったり、売買契約が成立したらやり取りが終了したりするところも多くあります。
一方すまいValueで査定を依頼できる不動産会社は、どこも成約時・成約後のサポートを行ってくれるところばかりです。
サポートの内容は、想定している金額での売却を実現するほか、売却後に発生した購入者とのトラブルへの対処や、住宅の買換えの支援など、会社によってさまざまです。
以下の表に、会社ごとのサポート内容の一部をまとめてみました。
会社名 | サポートの内容 |
三井不動産リアルティ株式会社 |
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住友不動産販売株式会社 |
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東急リバブル株式会社 |
※マンションを対象としたサポートです |
小田急不動産株式会社 |
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野村不動産ソリューションズ株式会社 |
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三菱地所ハウスネット株式会社 |
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売買契約の成立後、売主が買主に契約内容に適合しない不動産を引き渡してしまった場合、売主には「担保責任」というものが発生するかもしれません。
損害賠償請求や履行の追完請求などが行われる可能性があるため、事前に対策しておいた方が無難と言えます。
売却予定の不動産に不具合がないか確認し、状態を整えて販売するためにも、不動産会社のサポートは積極的に活用した方が良さそうです。
サポートの内容や対象となる不動産の種類は、会社によって異なります。
サポート内容をいくつか見比べて、自分の状況に適した会社に査定を依頼してみましょう。
実績と経験に基づいた適正な査定が受けられる
すまいValueで利用できる不動産会社は、大手企業であるぶん実績と経験が豊富なため、適正な査定を受けられます。
2019年4月1日~2022年3月31日の間に実施したアンケートでは、トラブルなく安心・安全に取り引きできたと回答した人の割合は95.5%にもなりました。
すまいValueで査定を依頼できる企業の実績の一部は、以下の表の通りです。
会社名 | 実績 |
三井不動産リアルティ株式会社 |
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住友不動産販売株式会社 |
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東急リバブル株式会社 |
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小田急不動産株式会社 |
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野村不動産ソリューションズ株式会社 |
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三菱地所ハウスネット株式会社 |
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成約数の多さ・従業員の知識量・注力しているエリアなど、会社によって実績の内容は異なります。
人気がある会社を選んだり、売却したい物件の所在地に強い会社を探したり、自分のニーズに合ったところを見つけてみましょう。
査定額の正確さは、不動産を売却する際にとても重要です。
低すぎると相場より安い価格で買いたたかれる可能性が出てきますし、高すぎると売却のための資金計画を練り直す状況になりかねません。
豊富な実績と経験は、適正な査定を受けるためにとても重要な要素です。
人気が集まりやすい大手企業に査定を依頼できるのは、すまいValueの強みとも言えます。
売却の成約率が高い
2022年度のすまいValueの売買成約率は、79.7%でした。
10件中およそ8件の割合で契約を結べるため、成約率が高いことが伺えますね。
大手不動産会社は、何万件もの実績を積む中で物件を売却するためのノウハウをたくさん培っています。
ありとあらゆる状況に対応できる下地が整っているため、高い成約率を実現できていると考えられます。
また、情報量の豊富さも大手不動産会社の強みのひとつです。
不動産の購入を希望する人の情報をいくつも保有しているため、売却したい不動産の種類や状態と合致するニーズを持っている人を紹介してもらえる可能性もあります。
売主と買主の両者が納得できる契約内容を提示できるからこそ、すまいValueを運営している大手不動産会社を利用すると、高い確率で成約までたどり着けるのです。
売却にかかる期間が短い
急な引っ越しが決まった、管理費や維持費を払い続ける余裕があまりないといった理由で、できるだけ早く売却したいと考えている方もいるでしょう。
不動産を売却するには査定を依頼したり、担当者からの説明を聞いたり、必要書類を準備したりとたくさんの労力がかかるため、長丁場になるほど意欲は削がれがちになります。
しかしすまいValueなら、平均売却期間2.7カ月というかなりの早さで売却を完了させることが可能です。
経験豊富な大手不動産会社に依頼できるぶん、査定から売却完了までをスムーズに進められるのでしょう。
平均的な不動産売却期間は3~6カ月ですから、2.7カ月という結果からはすまいValueで利用できる不動産会社の対応の素早さが伺えます。
すまいValueのデメリット
大手不動産会社に取り引きや仲介を依頼することで、正確な査定や早期の成約、充実したサポートなどを期待できるすまいValue。
しかしながら、以下のようなデメリットもあります。
- 大手と言えども提携社数は6社
- 地方だと担当エリア外の地域がある
- 店舗や倉庫の査定には対応していない
- 仲介手数料の値引き交渉は難しい
「もしかして、すまいValueを利用できる人は限られているのでは?」と思いそうになるデメリットも並んでいますね。
すまいValueの弱みと、弱みをカバーするための対策をまとめて解説します。
大手と言えども提携社数は6社
提携している不動産会社の数が6社というのは、すまいValueの弱点として挙げられるでしょう。
すまいValueだけで大手不動産会社を比較・検討していると、もっと良い条件を提示したり、地域の詳しい事情を把握したりしている会社を見落としてしまう可能性があるのです。
いくら大手と言えども、日本全国の不動産すべてを扱えるとは限りません。
店舗があるエリアのみを対象としており、地方だと不利になってしまうケースも考えられます。
それに地域密着型の中小規模の不動産会社なら、特定のエリアに特化したさまざまな情報を持っており、大手不動産会社よりも高く・素早く売却できる可能性も秘めています。
2023年4月10日時点ですまいValueから利用できる店舗の数は、875店舗です。ほかの不動産一括査定サービスと、以下の表で見比べてみましょう。
サービス名 | 利用できる店舗・不動産会社の数 |
すまいValue | 875店舗 |
イエウール | 2,300社以上 |
すまいステップ | 1,000社以上 |
おうちクラベル | 1,700店舗以上 |
SUUMO売却査定 | 2,000店舗以上 |
LIFULL HOME’S | 4,076社 |
不動産売却の窓口 | 1,100社以上 |
リビンマッチ | 約2,600店舗 |
こうして比べてみると、すまいValueはほかの不動産一括査定サービスよりも利用できる店舗数や不動産会社の数が少ないことが分かります。
すまいValueだけを使って査定を依頼すると、より良い条件を提示してくれる不動産会社や、地域の情報に精通しており営業力が優れているところを見落としてしまうかもしれません。
大手企業から中小規模の会社までまんべんなく査定を依頼して、納得できる条件を提示されたところと契約を結ぶことが、不動産売却の成功のカギです。
すまいValueで大手不動産会社2~3社に依頼するのに加え、地元で評判の良い会社にも個別で声を掛けてみましょう。
地方だと担当エリア外の地域がある
大手不動産会社は日本各地に店舗を展開していますが、47都道府県すべてを網羅できているとは限りません。
すまいValueで利用できる不動産会社も、担当できるエリアが限られているようです。
参考までに、すまいValueで査定を依頼できる大手不動産会社6社の店舗がある都道府県を、以下の表にまとめてみました。
会社名 | 店舗がある都道府県 |
三井不動産リアルティ株式会社 | 北海道・宮城県・東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・愛知県・岐阜県・大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・三重県・岡山県・広島県・福岡県・熊本県 |
住友不動産販売株式会社 | 北海道・宮城県・東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県・大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・岡山県・広島県・福岡県 |
東急リバブル株式会社 | 北海道・宮城県・東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県・大阪府・兵庫県・京都府・福岡県 |
小田急不動産株式会社 | 宮城県・東京都・神奈川県 |
野村不動産ソリューションズ株式会社 | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県・大阪府・兵庫県・京都府 |
三菱地所ハウスネット株式会社 | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県・大阪府・兵庫県・京都府・広島県・福岡県 |
東北地方・九州地方のほとんどの地域や、北陸・四国・山陰・沖縄といったエリアには、すまいValueで利用できる不動産会社の店舗がないことが分かります。
店舗がないエリアの不動産を売りたいときは、すまいValueを利用するのが難しいかもしれません。
また店舗がある都道府県に含まれていても、市区町村によっては担当エリア外の場所もあります。
売却したい不動産の所在地を確認したうえで、すまいValueを利用することをおすすめします。
不動産があるエリアを担当している会社が見当たらなかった場合は、自分で不動産会社を探したり、ほかの不動産一括査定サービスを利用したりしてみましょう。
不動産一括査定サービスのなかには47都道府県を網羅しているものもあるので、ぜひ探してみてください。
店舗や倉庫の査定には対応していない
事務所・オフィスの移転や廃業といった理由で、店舗・倉庫・工場などの売却を考えている方もいるのではないでしょうか。
事業用に使っていた建物もまとめて査定を依頼できたら便利なのですが、残念ながらすまいValueではほとんど対応していません。
すまいValueと、類似する不動産一括査定サービスが対応している不動産の種類を以下の表にまとめてみました。
サービス名 | 査定を依頼できる不動産の種類 |
すまいValue | マンション・一戸建て・土地・マンション一棟・ビル一棟・アパート一棟 |
イエウール | 分譲マンション・一戸建て・土地・一棟アパート・一棟マンション・区分マンション(収益)・一棟ビル・区分所有ビル(ビル一室)・店舗・工場・倉庫・農地 |
すまいステップ | マンション・戸建て・土地・ビル一室・店舗・事務所・倉庫・マンション一棟・アパート一棟・ビル一棟 |
おうちクラベル | マンション・土地・一戸建て・一棟マンション・一棟アパート |
SUUMO売却査定 | マンション・一戸建て・土地 |
LIFULL HOME’S | マンション・一戸建て・土地・投資用(一棟物件)・投資用(区分所有)・倉庫・工場 |
不動産売却の窓口 | 分譲マンション・一戸建て・土地・一棟アパート・一棟マンション・投資用マンション(1R・1K)・一棟ビル・区分所有ビル(ビル1室)・店舗・工場・倉庫・農地 |
リビンマッチ | 分譲マンション・一戸建て・土地・一棟アパート・一棟マンション・投資用マンション(1R・1K)・一棟ビル・区分所有ビル(ビル1室)・店舗・工場・倉庫・農地 |
すまいValueでは、主に居住用の不動産を取り扱っていることが分かりますね。
ただし土地も査定の対象になっていますから、店舗や倉庫を手放すときは、建物を取り壊して更地にすると依頼できるかもしれません。
詳しくは、不動産会社や金融機関、弁護士などに問い合わせてみましょう。
更地にするには解体費・土地の整備費・測量の依頼費などさまざまな費用がかかりますが、条件が合えば経費を上乗せした値段で売却できる場合もあります。
更地にするのが難しいときは、すまいValueで利用できる大手6社以外の不動産会社に個人的に声をかけたり、事業用の建物にも対応している不動産一括査定サービスを利用したりしてみましょう。
仲介手数料の値引き交渉は難しい
不動産の売却を不動産会社に仲介してもらい、売買契約が成立したときは、「仲介手数料」という料金を支払う必要があります。
仲介手数料の上限額の算出方法は取引額によって異なるので、下の表にまとめてみました。
取引額 | 仲介手数料の上限額の算出方法 |
200万円以下 | 売買価格の5%+消費税 |
200万円超~400万円以下 | 売買価格の4%+2万円+消費税 |
400万円超 | 売買価格の3%+6万円+消費税 |
例えば一戸建て住宅が500万円で売れた場合は、およそ23万1,000円の仲介手数料がかかると計算できます。
決して安くはない金額ですから、安くできるなら値引き交渉を試したいと考えている方もいるでしょう。
しかしすまいValueで利用できる不動産会社は大手ばかりなので、値引きを交渉するのは難しいかもしれません。
大手不動産会社は全国規模の大きな組織であるため、店舗スタッフ個人の裁量で値引きを承諾するのが難しいのです。
仲介手数料の算出方法や値引きを求められた時の対処法がしっかりと決められているケースも多いので、値引き交渉には応じてもらえないと考えた方が良いでしょう。
すまいValueで一括査定を行う流れ
すまいValueは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどから一度に複数の不動産会社へ査定を依頼できるサービスです。
すまいValueを利用するときは、以下のような流れで画面を操作します。
- 物件種別と不動産の住所を入力する
- 物件の詳細情報と個人情報を入力する
- 不動産会社を選択し、査定を依頼する
入力する項目や注意点などを、詳しく解説します。
ステップ1:物件種別と不動産の住所を入力する
まずはすまいValue公式サイトのトップページで、売却したい物件の種類と不動産の住所を入力します。
プルダウン形式で入力できるので、キーボードで文字を打ち込む手間を省けるのが嬉しいポイントです。
入力する項目を、以下にまとめてみました。
- 物件種別
- 都道府県
- 市区郡町村
- 町名
※物件種別は「マンション・一戸建て・土地・マンション一棟・ビル一棟・アパート一棟・その他」から選択
都道府県を入力する欄は47都道府県すべてを選択できるようになっていますが、すまいValueで利用できる不動産会社の担当エリア外のところもあります。
担当エリア外の自治体の場合は利用できない旨を伝えるメッセージが表示されるので、別のサービスを利用したり自分で他の不動産会社を探したりしましょう。
売却したい不動産の所在地がすまいValueの担当エリア内で、町名まで入力が完了したら、「無料一括査定スタート!」もしくは「チャットで簡単査定!」のいずれかのボタンを選択します。
「無料一括査定スタート!」と「チャットで簡単査定!」の違いは、以下の表の通りです。
無料一括査定スタート! | チャットで簡単査定! | |
---|---|---|
特徴 |
|
|
こんな人におすすめ |
|
|
「無料一括査定スタート!」と「チャットで簡単査定!」のどちらを選択しても、最終的には不動産会社に査定を依頼することになります。
「チャットで簡単査定!」に関してはAIがおおよその金額を表示してくれる簡易的な査定ツールであると誤解しやすいので、気を付けましょう。
ステップ2:物件の詳細情報と個人情報を入力する
「無料一括査定スタート!」もしくは「チャットで簡単査定!」を選択すると、物件の詳細情報と個人情報を入力する画面に移ります。
必須項目と任意で構わない項目があるので、以下の表にまとめてみました。
無料一括査定スタート! | チャットで簡単査定! | |
---|---|---|
必須項目 |
|
|
任意項目 |
|
|
「無料一括査定スタート!」と「チャットで簡単査定!」は必須項目が同じですし、任意項目もほぼ共通していることが分かります。
どちらを選んでも入力漏れが発生しないようになっているので、使いやすい方を選択してみてくださいね。
売却したい不動産の種類に応じて、入力する項目も変わるのがすまいValueの特徴です。
一戸建てを選んだときは「マンション名」や「専有面積」といった項目が消えたり、土地を選択すると「入居状況」という項目がなくなったりします。
査定依頼に必要な項目だけ表示してもらえるので、不動産にあまり詳しくない方でも気軽に利用できそうです。
査定方法は、「訪問査定」と「簡易査定(机上査定)」の2種類が用意されています。
訪問査定は担当者が現地を訪れ、不動産の状態や周辺の環境を調べたうえで査定額を算出する方法です。
簡易査定(机上査定)では、すまいValueで入力した情報をもとに大まかな査定額を算出します。
不動産の売却を本格的に考えている方は訪問査定、すぐに売る予定はないけど資産価値を知りたい方は簡易査定(机上査定)を利用すると良いでしょう。
「建物面積」や「土地面積」などは任意の項目ですが、入力することでより精度の高い査定結果を受け取れる可能性がグッと上がります。
建物登記簿謄本・建物登記済権利証・建築確認申請書といった書類で確認できるので、詳しく査定して欲しい方はぜひ試してみてください。
建物登記簿謄本と建物登記済権利証は法務局、建築確認申請書は自治体もしくは民間の機関から取得することが可能です。
ステップ3:不動産会社を選択し、査定を依頼する
物件の詳細情報と個人情報を入力し、個人情報の取り扱い方針に同意したら、査定を依頼する不動産会社を選択します。
画面に査定を依頼できる不動産会社が表示されるので、利用したい会社のボックスにチェックマークを入れていきましょう。
不動産会社を選択するときに利用者が指定できるのは、査定を依頼する会社だけです。支店や店舗までは指定できないことを留意しておいてください。
最後に「入力内容の確認」画面に移り、ステップ2で入力した内容とチェックマークを入れた不動産会社に誤りがないか確認します。
修正したいときは「内容を修正する」ボタンから前の画面に戻れるので、安心してくださいね。
内容に問題がなければ「今すぐ送信する」ボタンを選択し、依頼完了です。
不動産会社からの査定完了の連絡を待ちましょう。
すまいValueに関するよくある質問
すまいValueは、実績が豊富で信頼度も高い大手不動産会社に査定を依頼できるサービスです。
とはいえ不動産を査定に出して売却する機会は少ないですから、あれこれ調べていくうちに次々と疑問が思い浮かんできますよね。
そこで今回は、すまいValueに関するよくある質問に回答します!回答するのは、以下の5つの質問です。
- 不動産一括査定とは?
- 不動産査定は無料でできる?
- すまいValueの運営会社はどこ?
- すまいValueは不動産会社からの電話が多い?
- すまいValueのCMはどんな内容?
必要に応じて実例も挙げながら、以下の見出しで詳しく解説します。
不動産一括査定とは?
不動産一括査定とは、同時に複数の会社へ不動産の査定を依頼し、査定の結果を受け取ることです。
不動産の査定では、不動産の広さ・状態・立地・築年数などを参考に不動産会社の担当者が調査して、現在の状態であれば何円で売れるかを算出します。
不動産を一括査定することで、複数の会社の査定結果を見比べて契約するところを選んだり、相場を把握したりすることが可能です。
不動産一括査定の方法は、主に以下の2種類があります。
- 不動産一括査定サービス・サイトを利用する
- 自分でいくつかの不動産会社に査定を依頼する
近年はインターネットの普及により、パソコンやスマートフォンから不動産の情報を入力するだけで不動産一括査定ができる「不動産一括査定サービス・サイト」がどんどん広まっています。
すまいValueも、数ある不動産一括査定サービス・サイトのひとつです。
一見便利そうな不動産一括査定サービス・サイトですが、実はデメリットもあります。
自分でいくつかの不動産会社に査定を依頼する場合も合わせて、それぞれのメリットとデメリットも紹介します。
不動産一括査定サービス・サイトを利用 | 自分で不動産会社に依頼 | |
メリット |
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デメリット |
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国土交通省が発表した「令和4年度宅地建物取引業法の施行状況調査結果」によると、日本には2023年3月末の時点で12万9,604もの宅地建物取引業者があります。
不動産一括査定サービス・サイトで査定を依頼できるのは多くても4,000社くらいなので、自分で不動産会社を探す手間を省くと、より良い条件を提示してくれる不動産会社を見落としてしまうこともあるでしょう。
だからといって、自分で不動産会社を1件ずつ確認して査定を依頼するところを決めるのはとても大変です。
そこでおすすめしたいのが、不動産一括査定サービス・サイトを利用する方法と、自分で不動産会社に依頼する方法の両方を同時に行うことです。
不動産一括査定サービス・サイトから依頼するときは1〜3カ所、自分で探すときも1〜3カ所にしておき、まんべんなく査定を申し込みます。
両方の手段を使うことで、適正な価格で売却したり手続きに慣れている良い担当者と出会えたりするので、ぜひあちこちに声を掛けてみてくださいね。
不動産査定は無料でできる?
「まだ契約は結んでいないけど、査定を依頼したら料金を払わないといけないのかな」「複数の不動産会社に査定を依頼するなら、かなりの金額になりそうな気がする」と、気になっている方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、すまいValueで依頼した場合、無料で不動産の査定を受けることが可能です。
査定を依頼した回数や不動産会社の数に関わらず、ずっと無料で査定を受けられるので、気軽に利用してみてくださいね。
無料で査定を受けられる理由は、すまいValueの運営費を、サイトの運営に関わっている不動産会社が負担しているからです。
すまいValueで利用できる以下の6社すべてが、運営費を出資しています。
- 三井不動産リアルティ株式会社
- 住友不動産販売株式会社
- 東急リバブル株式会社
- 小田急不動産株式会社
- 野村不動産ソリューションズ株式会社
- 三菱地所ハウスネット株式会社
不動産会社の方が費用を負担してくれているので、利用者は査定を受ける段階では料金を払う必要がありません。
それに不動産会社が収入として得ているのは、売買契約を無事に結べた後に支払われる「仲介手数料」です。
不動産の査定は自社の顧客になってくれる可能性がある人に対する営業活動の一環でもあるので、査定を依頼するだけなら料金は発生しないと考えて良いでしょう。
ただし、以下のような状況である場合は、不動産会社による無料査定だけでは少々心もとないかもしれません。
- 相続のため遺産を分割したい
- 離婚時の財産分与のため不動産を売却する
- 裁判・調停で不動産の適正価格を示す必要がある
- (法人)不動産の時価評価を知りたい
上記の項目に該当する場合は、不動産鑑定の専門家である「不動産鑑定士」という資格を持った人に査定を依頼する必要が出てきます。
不動産鑑定士は「不動産鑑定評価書」という不動産の価値を記した書類を作成できるため、相続や離婚などの公的な文書が必要な場面では利用されるケースがあります。
不動産鑑定士への査定の依頼は、有料であるところがほとんどです。
料金の目安を、以下の表にまとめてみました。
不動産鑑定評価書 | 調査報告書 | |
土地のみ | 20万円~ | 17万円~ |
建物のみ | 20万円~ | 17万円~ |
土地と建物(一戸建て) | 25万円~ | 20万円~ |
土地と建物(マンション) | 30万円~ | 25万円~ |
「不動産鑑定評価書」とは、基準に基づいて正規の手順を踏んで作られた、公的照明能力がある書類です。
「調査報告書」は、短期的かつ低価格で作成してもらえる書類です。
ただし不動産鑑定評価書に準ずるものなので、使用できない場面があるかもしれません。
不動産鑑定士と相談しながら、どちらを作成するか考えてみてくださいね。
すまいValueの運営会社はどこ?
すまいValueは、不動産業界をリードする大手企業6社が合同で運営している不動産一括査定サービスです。
すまいValueの運営会社と主な事業内容を、以下の一覧表にまとめてみました。
三井不動産リアルティ株式会社
(三井のリハウス) |
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住友不動産販売株式会社 |
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東急リバブル株式会社 |
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小田急不動産株式会社 |
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野村不動産ソリューションズ株式会社
(野村の仲介) |
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三菱地所ハウスネット株式会社 |
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どの会社も親会社が上場を果たしており、社会的な認知度と信頼度の高さを兼ね備えているところばかりです。
豊富な実績に基づいた手厚いサポートも期待できるので、不動産の売却に不安がある方はぜひすまいValueから査定を申し込んでみてください。
すまいValueは不動産会社からの電話が多い?
すまいValueでは、査定を申し込んだ不動産会社の数が多いほど電話も多くなると考えて良いでしょう。
査定結果の連絡を受け取った後も、何度か同じ不動産会社から電話がかかって来たという口コミを投稿している人もいました。
不動産を売却することを決めている方にとっては心強い反面、日中でもお構いなしに連絡が来るケースもあるため、対応が少し面倒に感じる場面があるかもしれません。
電話の回数を少なくしたいときは、すまいValueから査定を依頼するときに以下のような対応を取ってみてください。
- 査定を依頼する不動産会社の数を1~2社程度に抑える
- 「ご要望・その他連絡事項」欄にメールで連絡してほしい旨を記載する
査定を依頼する不動産会社の数が多いほど電話の回数も増えやすいので、まずは1〜2社程度に申し込んで様子を見てみましょう。
「これなら対応できそうだな」と思ったら次は依頼する不動産会社の数を増やせば良いですし、電話の嵐が落ち着いてから改めて別の会社に申し込むのもおすすめです。
すまいValueは何回でも無料で利用できるので、自分のペースで査定を依頼してみてくださいね。
また、申し込みフォームには「ご要望・その他連絡事項」欄が設けられています。
メールで連絡して欲しい旨を記載することで、電話の回数を減らせるかもしれません。
それでも電話がしつこい場合は、以下のように対応してみましょう。
- 売る意思がないことを伝える
- 不動産会社のお客様窓口に連絡する
不動産会社の担当者のなかには、「まだうちで契約してくれる可能性があるのでは?」という気持ちで電話を何度もかけてくる人もいます。
しつこい電話を終わらせたいときは、「購入してくれる人が見つかった」「他社と契約を結んだ」などと言い、契約の可能性がなくなったことを伝えてみましょう。
それでも電話が掛かってくるときは、不動産会社のお客様窓口に連絡するのもひとつの手段です。
電話を掛けてくる店舗・担当者名・頻度・回数・内容などを報告し、会社から注意してもらいましょう。
「すまいValueで査定を申し込んだんだから、すまいValueのお問い合わせフォームを使えばいいんじゃないの?」と思った方もいるかもしれませんが、あまりおすすめできません。
すまいValueのお問い合わせフォームは、査定結果が届かない方や、上手くサイトを使えない方を主に対象としています。
不動産会社とのやり取りに関与してくれるとは限らないことは留意しておきましょう。
すまいValueのCMはどんな内容?
すまいValueのCMは、クイズ番組のようなコンセプトで制作されています。
薄暗い空間でステージを照らす照明だけがギラギラと輝き、会場には緊迫した空気が張りつめている異様な雰囲気です。
そんななか回答者が出題者の質問に次々と正解し、ついに全問正解を果たします!
会場からは歓声が沸き上がり、まるで本物のクイズ番組を見ている気分になりますよ。
CMでは、以下のようなことを視聴者に伝えています。
- すまいValueは、豊富な実績・知識・サポート力を兼ね備えた大手企業に査定を依頼できる不動産一括査定サービス
- すまいValueでは業界をリードする大手6社に査定を依頼できる
- 平均売却期間は2.7カ月
- 安心感があると答えた利用者の割合は96.3%
- 2021年度の成約件数は12万件以上
わずか30秒程度の短いCMですが、すまいValueの名前と魅力が何度も繰り返され、CMが終わるころにはサービスの内容を詳しく知りたくなっているでしょう。
出題が進むにつれて興奮が抑えられなくなり、全問正解した瞬間喜びが爆発する回答者の表情にも注目です。
ほかにも、サスペンスドラマをイメージしたCMも制作されています。
断崖絶壁に立つ男性を思いとどまらせようと、すまいValueのサービス内容を絡めながら説得する様子は必見!
繰り返しすまいValueの名前も登場し、気付いたら印象に残っているCMです。
すまいValueの基本情報を解説
すまいValueは、不動産業界をけん引する大手6社に依頼できるのが強みの不動産一括査定サービスです。
経験と実績を積んだ大手不動産会社が運営していることもあり、サービス開始以降トラブルなく取り引きできた人の割合は95%を超えています。
運営会社 |
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サービス開始時期 | 2016年10月 |
利用できる店舗数 | 875店舗
※すべて運営会社の支店・店舗 |
査定依頼件数 | 77万件以上
※サービス開始時~2023年5月 |
成約件数 | 11万件以上
※2022年度の実績です |
査定対応エリア | 北海道・宮城県・東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・愛知県・岐阜県・大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・三重県・岡山県・広島県・福岡県・熊本県
※運営会社6社をまとめた情報です |
査定対象の不動産 |
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机上査定 | 対応可能 |
利用料 | 無料 |
入力の所要時間の目安 | 最短約60秒 |
売却成約率 | 79.7% |
売却期間 | 平均2.7カ月 |
すまいValueで利用できる不動産会社はどれも親会社が上場しており、社会的な認知度・信頼度が優れているところばかりです。
豊富な実績に基づいた手厚いサポートを受けられるので、初めて不動産を売却する方も肩の力を抜いて手続きを進められるでしょう。
すまいValueのまとめ
すまいValueは、不動産業界を代表する大手企業6社に査定を依頼できる不動産一括査定サービスです。
大手企業は実績も経験も豊富ですから、スムーズに手続きを進められるでしょう。
その一方で、対応できる地域や物件の種類には制限があります。
すまいValueを利用するメリットとデメリットは、以下の表の通りです。
メリット |
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デメリット |
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大手不動産会社ばかりに依頼してしまうと、より良い条件を提示してくれる会社や、地元の情報に精通している会社を見落としてしまう可能性があります。
状況に応じてすまいValueから申し込むだけでなく、自分でも評判の良い不動産会社を探し、バランスを取ることも検討してみましょう。
すまいValueから査定を申し込むと、売却までの素早いサポートだけでなく、売却後も手厚い支援を受けられる場合があります。
買換えサポートや荷物の一時預かり、相続相談などのアフターフォローを受けられるのは、大手不動産会社ならではです。
安心して不動産を売却したい方は、ぜひすまいValueを利用してみてください。