SUUMO売却査定は、マンション、土地、一戸建てを対象としている不動産一括査定サービスです。
提携している不動産会社の数は2,000社以上にものぼり、日本の広い範囲が査定対象エリアになっているのが特徴です。
公式サイトには売却相場や直近約1年分の売却実績も掲載されており、不動産の売却に便利なコンテンツが盛りだくさんです。
「SUUMO」と聞くと、賃貸物件のリサーチや住宅の購入などをイメージする人も多いはず。
テレビやSNSのコマーシャルで見かける機会もあり、「なんとなく名前を聞いたことがあるからSUUMO売却査定を利用してみようかな」と思い立った人もいるかもしれません。
そこで今回はSUUMO売却査定に関する口コミや、メリット・デメリットなどをまとめて紹介します。
「SUUMO売却査定は信頼できるの?」「SUUMO売却査定を使うか迷っている」という方はぜひ参考にしてみてください。
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SUUMO売却査定の口コミや評判
SNSや口コミサイトなどを調べていると、実際に利用した人が投稿した、SUUMO売却査定に関するさまざまな口コミ・評判が見つかりました。
ここでは、SUUMO売却査定の口コミや評価を紹介します。
SUUMO売却査定の良い口コミ・評判
まず紹介するのは、SUUMO売却査定の良い口コミ・評判です。
主に以下のような意見が投稿されていました。
- 知りたいエリアの売却相場がわかった
- リフォーム等査定以外の提案もしてもらえた
それぞれの口コミについて、SUUMO売却査定のサービス内容と関連付けながら詳しく解説します。
知りたいエリアの売却相場がわかった
SNS上には、売却したい不動産があるエリアの売却相場が分かることを評価する声が投稿されていました。
ってかスーモ 有能か! 直近知りたいエリアの売却金額表示されてるやん
これみながらみてたら、高値掴みかどうかわかるやん
すごいな、これ
Xより引用
SUUMO売却査定では、47都道府県と一部の市区郡の売却相場を公開しています。
売却価格の相場を閲覧できる不動産の種類は、マンション、土地、一戸建ての3種類です。
各自治体のページでは売却相場に加え、以下のような情報も掲載されています。
マンション |
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土地 |
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一戸建て |
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売却実績は直近の約1年分を掲載していることが多く、比較的近い日にちのデータを閲覧できるのが魅力です。
売却実績には最寄り駅・売却価格・間取り・面積・築年数・売却時期などが詳細に掲載されているので、自分が売却したい不動産と似たような条件のものがないか探してみましょう。
不動産を売却する際、売却相場をある程度正確に把握しておくことはとても大切です。
実際に査定を受けて結果を受け取った際、相場と同じくらいの金額になっているか確認したり、相場より低かった場合はなぜこの金額になったのか担当者に質問したりしやすくなります。
残念なことに、不動産会社のなかには自社と契約を結ばせるため、あえて高い査定額を提示して契約を取ろうとするところも存在します。
査定額と売却額の違いが大きいと、仲介手数料の支払いやローン残債の返済といった資金計画に支障を及ぼしてしまうかもしれません。
トラブルを未然に防ぐため、SUUMO売却査定の公式サイトを参考にしっかりと売却相場を把握しておきましょう。
リフォーム等査定以外の提案もしてもらえた
売却を検討している不動産を有効活用するため、売却査定以外の方法を提案してくれる提携不動産会社があるのも、SUUMO売却査定の魅力です。
私は、SUUMOで一括して賃貸査定を依頼。
複数の不動産会社からメールが来たのでやり取りし、3社くらいに家を見てもらって見積りを出してもらいました。
その中から1社選び、賃貸に出すことを前提としたリフォームも(提携会社から)提案してもらいました。
6年前ですが。
Xより引用
要らなくなった不動産はただ単に売却するだけでなく、以下のような対応を取ることもできます。
- リフォームしたうえで売却する
- 賃貸物件として貸し出す
- 不動産会社に買い取ってもらう
- 駐車場として活用する
- 自治体や法人へ寄付する
不動産の状態や立地によっては、売却するのではなく賃貸物件として収益を得たり、不動産会社に買い取ってもらったりと、他の方法を選択した方が良い場合もあります。
不動産の売却だけに縛られず、幅広い選択肢のなかから依頼主が最大限納得・満足できるよう、さまざまな提案をしてくれるところもあるのが、SUUMO売却査定の提携不動産会社の特徴です。
提携不動産会社によって対応できることは異なるので、査定を依頼する前に不動産会社の詳細な情報をチェックしておきましょう。
SUUMO売却査定公式サイトでは、提携不動産会社の詳細な情報を掲載しています。
「買い取り制度あり」「リフォーム・建築相談可」「賃貸サポート可」など会社によってさまざまなサービスを実施しているので、ぜひ近隣の不動産会社を調べてみてください。
SUUMO売却査定の悪い口コミ・評判
SUUMO売却査定では売却実績の公開や査定以外の提案など、利用者にとって便利なサービスを展開しています。
しかし口コミを調べていると、以下のようなマイナスの意見も見つかりました。
- 不動産会社から多くの電話がかかってきた
- 一括査定対象外の地域があった
不動産会社がこまめに連絡を取り合おうと試みてくれるのは心強いですが、数が多すぎるとかえって面倒に感じる場面もあるかもしれません。
それに「査定を受けられない地域がある」と聞くと、特に田舎の不動産を売却したいと考えている方は利用をためらってしまう可能性があります。
ここではSUUMO売却査定に対する悪い口コミ・評判と、利用しにくいところを補うための対処法を紹介します。
不動産会社から多くの電話がかかってきた
SUUMO売却査定で査定を依頼した後は、SUUMO売却査定のサイトを通さず不動産会社と直接連絡を取り合うことになります。
不動産会社としては「査定を依頼する=自社と契約を結んで売却してくれるかもしれない」と考えられるため、「うちの会社と契約を結びませんか?」と連絡がたくさん来る可能性があります。
こまめに連絡をくれるのは心強く思う一方、多すぎると対応を面倒に感じてしまい、不快感を覚えてしまうかもしれません。
SNSに投稿されていた口コミのなかにも、「査定依頼を出したらすぐに複数社から電話がかかってきて驚いた」というものがありました。
スーモでマンション売却一括査定投げたら、秒で複数社から電話掛かってきた。
恐ろしい世界だわ
Xより引用
確かに、いきなり電話の数が増えたら驚きますし、不動産会社の勢いに押されて少し引いてしまうかもしれません。
SUUMO売却査定で査定を依頼する際、不動産会社からの電話を減らしたり電話がかかってこないようにしたりしたい場合は、以下のような対処法を試してみることをおすすめします。
- 査定を依頼する不動産会社の数を3社以下にしてみる
- 申し込みフォームの要望欄にメールでの連絡を希望する旨を記載する
- 売却相場の確認のみに留めておく
電話の数は、査定を依頼する不動産会社の数が多いほど増加する傾向にあります。
連絡の多さが気になるときは、最初は3社以下に査定を申し込み、連絡の頻度はどのくらいか様子を見てみましょう。
SUUMO売却査定は何回査定依頼を出しても利用料は無料なので、費用のことを気にせず使うことが可能です。
SUUMO売却査定の申し込みフォームの下部には、「その他ご要望など」という欄が設けられています。
ここにメールでの連絡を希望する旨を記載し、電話をかけて来ないよう不動産会社にお願いするのもひとつの手段です。
「その他ご要望など」欄は不動産会社の選択画面のさらに下に設けられているので、見落とさないようにしましょう。
またSUUMO売却査定公式サイトの下には、各都道府県と一部の市区郡の売却相場や実際の売却事例をまとめたページへのリンクがまとめられています。
「売却する意思はないけれど、今自分が所有している不動産の価値を知りたい」というときは、SUUMO売却査定がまとめたデータを参照するのも良いでしょう。
直近約1年分のデータが掲載されているケースが多く、相場を把握する際の参考になるかもしれません。
一括査定対象外の地域があった
SUUMO売却査定の利用を検討している方のなかには、地方在住の方や親から相続した田舎にある物件の売却を考えている方もいるでしょう。
地方は都心と比べると物件の数や需要が少ない傾向にあるため、不動産会社の数が限られているケースもあります。
そのうえSUUMO売却査定と提携している会社を探すとなると、見つからない可能性だって存在します。
実際にインターネット上で口コミを調べていると、SUUMO売却査定を使用して査定を依頼しようとしたものの提携不動産会社が見つからず、依頼できなかった人も見かけました。
SUUMOだと一括査定対象外地域と… そんなのあるんだ。
アットホームで2社あった。
そこに出した。
たぶん売れないはずなので、営業マン申し訳ない。
Xより引用
SUUMO売却査定の公式サイトを調べてみると、都道府県単位では47都道府県すべてに対応しているようでした。
しかし市区郡のような細かい単位になると、対応していない地域も一部ではあるようです。
自分が売却したい不動産がSUUMO売却査定の一括査定対象外の地域に位置していた場合は、以下のような方法を試してみてください。
- 他の不動産一括査定サービスを利用してみる
- 自力で依頼できる不動産会社を探す
SUUMO売却査定以外にも、不動産一括査定サービスはたくさんあります。
不動産一括査定サービスによって提携している会社は異なるので、SUUMO売却査定では見つからなくても、他のサービスでは見つかるかもしれません。
どの不動産一括査定サービスも申し込みフォームの入力時間は最短60秒前後と手軽に使えるため、利用を検討してみるのも良いでしょう。
また、自力で依頼する不動産会社を探すのもひとつの手段です。
国土交通省が2023年(令和5年)10月4日に発表した情報によると、2023年(令和5年)3月末時点の宅地建物取引業者の数は129,604業者もあります。
13万近くの業者が存在するのですから、SUUMO売却査定の対象外エリアの物件に対応できるところが見つかるかもしれません。
国土交通省は全国の宅地建物取引業者のデータをまとめた建設業者・宅建業者等企業情報検索システムを用意しているので、「宅地建物取引業者」から都道府県で絞り込んで調べてみましょう。
自宅のポストに投函されたチラシ、街中や電車内に掲載されている広告からも不動産会社を探すことが可能です。
さまざまな方法を試して、売却したい物件のエリアに対応している不動産会社を見つけてみてください。
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SUUMO売却査定のメリット
SUUMO売却査定を利用するメリットとして挙げられるのは、以下の4点です。
- 2000以上の不動産会社と提携している
- 不動産会社の詳細情報も見られる
- しつこい営業電話を防ぐことができる
- 地域によってはサイト上でおおよその売却相場が分かる
これらのメリットは、どれもSUUMO売却査定が用意しているサービスの内容と深い関わりがあります。
SUUMO売却査定のサービスの内容と関連付けながら、詳しく解説していきます。
2,000以上の不動産会社と提携している
SUUMO売却査定を利用するメリットとしてまず挙げられるのは、提携している不動産会社の数の多さです。
SUUMO売却査定は全国2,000以上の不動産会社と提携しており、47都道府県すべてに対応しています。
参考までに、いくつかの不動産一括査定サービスとSUUMO売却査定の提携不動産会社数を以下の表にまとめてみました。
サービス名 | 対応している店舗・不動産会社の数 |
SUUMO売却査定 | 2,000店舗以上 |
LIFULL HOME’S | 4,076社 |
リビンマッチ | 約2,600店舗 |
イエウール | 2,300社以上 |
イエイ | 1,700社以上 |
不動産売却の窓口 | 1,100社以上 |
すまいステップ | 1,000社以上 |
すまいValue | 875店舗 |
SUUMO売却査定が提携している不動産会社の数は、類似サービスと比べても比較的多いと言えます。
東京周辺や大阪周辺といった不動産の数が多いエリアに提携不動産会社が集中しているものもあるなか、SUUMO売却査定は広い範囲に対応しているのが魅力です。
2022年10月1日時点の人口が最も少ない鳥取県にも、2024年1月9日時点で提携不動産会社が2社ありました。
過去1年分の売却実績がしっかりと登録されていることからも、地方でも査定対象エリアが存在することが伺えます。
SUUMO売却査定を利用する方のなかには、田舎に住んでいる親から受け継いだ住宅や、地方にある土地の売却を検討している方もいるでしょう。
SUUMO売却査定はさまざまな地域を査定対象としているので、試しに申し込みフォームを入力し、利用できる不動産会社がないかぜひチェックしてみてください。
不動産会社の詳細情報も見られる
SUUMO売却査定では、提携している不動産会社の詳細情報をすべて無料で閲覧できるようになっています。
査定を申し込む不動産会社を決めるとき、会社の実績や信頼度などを調べる人は多いはず。
不動産会社の公式サイトを調べたり、口コミサイトを覗いたりする手間を省けるのは助かるでしょう。
SUUMO売却査定が掲載している不動産会社の詳細情報には、以下のようなものがあります。
- 不動産会社の紹介文
- 不動産会社の特徴
- 過去の売却実績
- 在籍しているスタッフの氏名・顔写真・年齢・売却実績・保有資格など
- 不動産会社が実施しているイベント・キャンペーンの情報
- 売却に関するQ&A
- 所在地
- 最寄り駅
- お問い合わせ先
- 営業時間
- 定休日
- 免許番号
- 関連サイト
不動産会社が実施しているサービスの内容や、実際に働いている人の雰囲気が一目で分かるのが嬉しいポイントです。
不動産会社の特徴に関しては、「税金・法務相談サービス」「リフォーム・建築相談可」「スピード査定」「任意売却」などそれぞれの会社が対応している業務内容が簡潔にまとめられています。
掲載されている特徴をもとに、査定を依頼する不動産会社を決めるのも良いかもしれません。
過去の売却実績には、実際にどのような売却があったのか想像するのに役立つ次のような情報がまとめられています。
- 不動産の種類
- 沿線・駅
- 不動産の所在地
- 売却価格
- 土地面積、建物/専有面積
- 間取り
- 築年月
- 売却時期
- 担当したスタッフの氏名
売却実績が多い会社だと、480件以上の情報を登録しているところもあります。
自分が売却したい不動産の条件と似ている物件の売却実績も見つかるかもしれません。
査定を依頼する不動産会社を探すときは、類似する物件の売却実績の有無を基準にするのもひとつの手段です。
SUUMO売却査定で不動産会社の詳細情報を閲覧するときは、以下の手順で画面を操作してみてください。
- SUUMO売却査定公式サイトにアクセス
- 「エリアから売る時に頼れる会社を探す」の日本地図のなかから都道府県を選択
- 都道府県ごとのページを下に下げ、不動産会社一覧を見つける
- 詳しく知りたい不動産会社の「もっと見る」をクリック(タップ)する
対応している不動産会社の数や不動産の需要が多い地域だと、市区郡単位でも提携している不動産会社の一覧も閲覧できます。
手順2のあとページを最下部まで下げて閲覧したい場所の名前をクリック(タップ)し、その自治体を査定対象エリアに設定している会社を探してみましょう。
地域によってはサイト上でおおよその売却相場が分かる
SUUMO売却査定の公式サイトでは、都道府県ごとの売却価格相場を掲載しています。
取引数が多い自治体だと、市区郡でも相場を閲覧することが可能です。
売却相場は、トップページの「エリアから売る時に頼れる会社を探す」欄から都道府県名を選択することで表示されます。
また、トップページ下部の「売却価格相場を探す」から、不動産の種類と都道府県名を選ぶことで確認することも可能です。
市区郡単位で情報を知りたいときは、都道府県の相場を紹介するページの最下部にある自治体名をクリック(タップ)してみましょう。
自治体ごとの売却相場を紹介するページには、具体的に次のような情報が掲載されています。
マンション |
|
土地 |
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一戸建て |
|
各自治体のページを少し下に下げてみると、自治体ごとの詳細な実績件数をまとめた表が掲載されています。
「東京都の一戸建て、土地面積~120平米、価格帯~4,000万円の実績件数は523件」「東京都の土地、駅徒歩~15分、価格帯~6,000万円の実績件数は531件」など、詳しいデータを把握できます。
さらにSUUMO売却査定には、売却価格相場の推移や前年比・前月比も掲載されており、売却するタイミングを見極めるのに便利な情報も盛りだくさんです。
不動産の売却において、不動産の種類や所在地ごとの相場を把握しておくことはとても大切です。
資金計画を立てやすくなりますし、不動産会社が算出した査定額が安すぎるときはしっかりと指摘できるようになるでしょう。
また「売却する意思はないけれど現時点の資産価値を知りたい」という方にとっても、SUUMO売却査定の売却価格相場は役立つかもしれません。
SUUMO売却査定が公開している情報を、ぜひ売却活動や相場の調査に役立ててみてください。
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SUUMO売却査定のデメリット
SUUMO売却査定は提携している不動産会社の数が多く、売却相場・売却実績の一覧のような便利なコンテンツを用意している不動産一括査定サービスです。
納得できる価格で売却するのに役立つサービスがたくさんあり、初めて不動産を売却する方にとって心強い存在と言えるでしょう。
しかしながら、SUUMO売却査定にはデメリットもあります。
SUUMO売却査定のデメリットとして挙げられるのは、以下の3点です。
- 大手不動産会社とは提携していない
- マンション、一戸建て、土地の査定しか対応していない
- 地方だと対応エリア外の地域がある
安心して取り引きしたい人にとって、大手不動産会社に査定を依頼できないのは少し不満に感じるかもしれません。
対応している不動産の種類やエリアなど、SUUMO売却査定では利用できる人が限られそうな印象を抱くデメリットも並んでいます。
ただし、どのデメリットも対応方法さえ把握していればある程度カバーすることが可能です。
ここではSUUMO売却査定を利用するデメリットと、その対処法について紹介します。
大手不動産会社とは提携していない
SUUMO売却査定は、全国2,000以上の不動産会社と提携しています。
しかし中身を見てみると中小規模の会社が中心で、大手企業に査定を依頼するのが難しい場合があります。
大手企業からするとそもそも知名度があり、自ずとお客さんがやってくるため、わざわざ不動産一括査定サービスに登録しないことがSUUMO売却不動産に大手不動産会社が少ない理由のひとつとして考えられます。
信頼度やサービスの手厚さなどから大手不動産会社に声を掛けたいと考えている人にとって、SUUMO売却査定は少し不便に感じるかもしれません。
とはいえ、SUUMO売却査定と提携している大手不動産会社が0社というわけではないことは留意しておきましょう。
公式サイトで調査を調べていると、以下のような会社と提携していることが分かりました。
不動産会社名 | 概要 |
株式会社大京穴吹不動産 |
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株式会社センチュリー21・ジャパン |
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株式会社長谷工リアルエステート |
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住友林業ホームサービス株式会社 |
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株式会社And Doホールディングス |
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積水ハウス不動産関西株式会社 |
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もしかすると、どこかで広告やCMを見かけたことがある不動産会社もあるかもしれません。
また、関西なら京阪電鉄不動産株式会社や阪急阪神不動産株式会社、愛知県なら株式会社不動産SHOPナカジツのように、特定のエリアでは一定の知名度を誇る不動産会社が提携していることも分かりました。
大手不動産会社と提携していないことを理由に、SUUMO売却査定の利用を控える必要はないかもしれません。
大手不動産会社は実績が豊富でサポートが手厚い一方、地域に根差した会社ほど地元の情報に精通しているとは言い切れず、査定額や売却額が本来の相場より安くなってしまうケースもあります。
また、特定の種類の不動産のみを専門的に扱っている会社と比べると、売却のノウハウが劣っている可能性も捨てきれません。
不動産を売却する際は、大手から中小までさまざまな会社から意見を募り、自分なりに納得できるところと契約を結ぶことが大切です。
SUUMO売却査定では地元の不動産会社に一括で査定依頼を出し、大手不動産会社へは個別で近くの支店に声を掛けるなど、柔軟な対応を取ってみることをおすすめします。
マンション、一戸建て、土地の査定しか対応していない
査定できる不動産の種類の少なさも、SUUMO売却査定のデメリットとして挙げられます。
SUUMO売却査定が対応しているのは、マンション、一戸建て、土地の3種類のみです。
事務所や工場のような事業用の物件や、農地・畑といった農業用の不動産の売却を考えている方はSUUMO売却査定では依頼できないと考えて良いでしょう。
参考までに、以下の表に他のサービスの情報をまとめてみました。
サービス名 | 対応している不動産の種類 | |
SUUMO売却査定 | マンション、一戸建て、土地 | |
すまいValue | マンション、一戸建て、土地、マンション一棟、ビル一棟、アパート一棟 | |
イエウール | 分譲マンション、一戸建て、土地、一棟アパート、一棟マンション、区分マンション(収益)、一棟ビル、区分所有ビル(ビル一室) | |
すまいステップ | マンション、一戸建て、土地、ビル、店舗、事務所、倉庫、マンション一棟、アパート一棟 | |
おうちクラベル | マンション、土地、戸建て、一棟アパート、一棟マンション | |
LIFULL HOME’S | マンション、一戸建て、土地、投資用(一棟物件)、投資用(区分所有)、倉庫、工場 | |
不動産売却の窓口 | 分譲マンション、一戸建て、土地、一棟アパート、一棟マンション、投資マンション(1R・1K)、一棟ビル、区分所有ビル(ビル1室)、店舗、工場、倉庫、農地 | |
リビンマッチ | 分譲マンション、一戸建て、土地、一棟アパート、一棟マンション、投資マンション(1R・1K)、一棟ビル、区分所有ビル(ビル1室)、店舗、工場、倉庫、農地 | |
イエイ | 分譲マンション、一戸建、土地、ビル一室、マンション一棟、アパート一棟、ビル一棟、工場、倉庫、店舗、事務所、農地、畑、田んぼ、山林 |
他の不動産一括査定サービスと比べても、SUUMO売却査定は対応している不動産の種類が少ないことが分かりました。
そもそも、SUUMOは賃貸物件の紹介やマンション・一戸建ての購入、注文住宅の建設など、人の住まいに関する不動産を重点的に取り扱っている不動産情報サイトです。
売却査定に対応する不動産の種類をマンション、土地、一戸建てに限定しているのは、サイトの方針に合わせるためなのかもしれません。
普段の生活の場として使える不動産を売却したいときはSUUMO売却査定、事業や農業用の不動産を売却したいときは他の不動産一括査定サービスを利用することをおすすめします。
売却を検討している不動産の種類に合わせて、利用するサービスも柔軟に切り替えてみてください。
地方だと対応エリア外の地域がある
SUUMO売却査定は2,000以上の不動産会社と提携し、47都道府県すべてを査定対象エリアとしている不動産一括査定サービスです。
しかし市区郡といった細かい自治体単位になると、対応エリア外の地域が散見されるようになります。
地方にある不動産だとそもそも査定依頼を出せず、SUUMO売却査定を利用できない可能性があることを留意しておきましょう。
口コミを調べてみると、首都圏に属している千葉県にもSUUMO売却査定の対象エリア外の地域があったことが分かりました。
この口コミを投稿した人は千葉県茂原市の売却査定を依頼しようとしていたのですが、SUUMO売却査定の申し込みフォームを入力したところ、一括査定の対象外地域である旨が画面に表示されたのだとか。
結局、他の不動産一括査定サービスで見つかった不動産会社に査定を依頼したそうです。
実際にSUUMO売却査定の申し込みフォームを入力してみたところ、青森県・大阪府・鳥取県など、都道府県の規模に関わらず査定対象外となっている地域が存在するところがいくつもありました。
「自分が売却したい不動産は比較的街中にあるから大丈夫だろう」と楽観視するよりは、まずはSUUMO売却査定の申し込みフォームを入力してみた方が良いでしょう。
査定を依頼できる提携不動産会社がない場合は、売却したい不動産の面積や築年数の記入を終えた後に以下のような文章が表示されます。
大変申し訳ございません。
お客様の不動産は本サービスに参画している不動産会社の営業対象外エリアのため査定依頼できません。
引用元:SUUMO売却査定
対応エリア外だった場合は、次のような対処法を取ってみることをおすすめします。
- 他の不動産一括査定サービスを使う
- 自分で不動産会社を探す
不動産一括査定サービスごとに提携している不動産会社は異なりますから、他のサービスでは査定に対応できる会社が見つかるかもしれません。
また、サービスによっては提携不動産会社が見つからなかった場合、運営会社が個別に依頼できるところがないか探してくれるところもあります。
自分で不動産会社を探す場合は、街中の広告や自宅のポストに投函されているチラシを確認したり、インターネットで「東京都目黒区 不動産会社」「大阪府枚方市 不動産会社」と検索したりしてみるのも良いでしょう。
まずはSUUMO売却査定の申し込みフォームに自身が売却したい物件の情報を入力し、査定対象エリア外か否かをチェックしてみてください。
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SUUMO売却査定で一括査定を行う流れ
SUUMO売却査定は、パソコン、タブレット、スマートフォンを使って査定を依頼できるサービスです。
査定を依頼するときは、次のような流れで画面を操作していきます。
- ステップ1:物件種別と所在地を入力する
- ステップ2:物件の所在地を詳細に記入する
- ステップ3:自分の現在の住所を入力する
- ステップ4:間取り・専有面積・築年数を入力する
- ステップ5:氏名と連絡先・査定方法を入力する
- ステップ6:査定依頼したい不動産会社を選択する
入力する項目や選択肢、入力する際に気を付けるポイントなどを交えながら、以下の見出しで詳しく解説します。
ステップ1:物件種別と所在地を入力する
まずはSUUMO売却査定公式サイトのトップページにアクセスし、物件種別と売却したい不動産の所在地を入力します。
入力する項目と選択肢は、以下の表の通りです。
入力する項目 | 選択肢 |
物件の種別 |
|
都道府県 | 47都道府県のなかから1つ選択 |
市区郡 | 都道府県によって選択肢が異なる |
町名 | 市区郡によって選択肢が異なる |
スマートフォンでSUUMO売却査定を利用する場合は、都道府県・市区郡・町名の代わりに、物件の郵便番号を入力することも可能です。
郵便番号を入力すれば自動的に都道府県から町名まで割り出されるため、手軽さを重視するなら郵便番号を入力するのも良いでしょう。
物件種別と所在地を入力したら、「かんたん60秒入力 無料 査定依頼スタート!」と書かれたボタンをクリック(タップ)してみてください。
ステップ2:物件の所在地を詳細に記入する
「かんたん60秒入力 無料 査定依頼スタート!」ボタンをクリック(タップ)すると、チャット形式の申し込みフォームが表示されます。
まずは、物件の所在地を詳細に入力しましょう。
物件の種類によって入力する項目が異なるため、以下の表にまとめてみました。
マンション |
|
一戸建て |
|
土地 |
|
物件の所在地の詳細情報を入力すると、先ほど入力した住所に現在住んでいるかを尋ねられます。
住んでいる場合は「はい」、住んでいない場合は「いいえ」を選択しましょう。
「はい」と答えた方はステップ4、「いいえ」と答えた方はステップ3へ進んでみてください。
ステップ3:自分の現在の住所を入力する
ステップ2で尋ねられた自分の現在の住所について、「いいえ」を選択した方は別途自分が今住んでいる住所を入力する必要があります。
入力する項目は、以下の通りです。
- 郵便番号(任意)
- 都道府県
- 市区郡
- 町名・番地・建物名
郵便番号を入力して「住所自動入力」ボタンをクリック(タップ)すると、自動的に都道府県から町名・番地まで入力されます。
自分の現住所の入力を終えたら、ステップ4に進みましょう。
ステップ4:間取り・専有面積・築年数を入力する
ステップ2で「はい」と回答した方、ステップ3で自分の現住所の入力を終えた方は、続いて売却したい不動産の間取り・専有面積・築年数を入力します。
不動産の種類ごとに、入力する項目を下の表にまとめてみました。
マンション |
|
一戸建て |
|
土地 |
|
マンションと一戸建ての間取りを入力する欄には、以下のような選択肢が設けられています。
- ワンルーム
- 1K/DK/LDK
- 2K/DK/LDK
- 3K/DK/LDK
- 4K/DK/LDK
- 5K以上
SUUMO売却査定の申し込みフォームを見てみると、専有面積・土地面積・建物延べ面積・築後年数についてはおおよその数値で構わないと記載されていました。
申し込みフォームには、「約〜平米」「約〜年」と書かれた入力欄が設けられています。
できるだけ早く査定を依頼したいときは、「約80平米」「約25年」などざっくりとした数値を入力するのも良いでしょう。
もちろん、入力したデータが正確であるほど査定額もより具体的に算出されます。
もし正しい数値を入力したいときは、次のような書類を確認してみてください。
書類の種類 | 入手できる場所 |
登記簿謄本 | 法務局の窓口
※自治体によっては郵送やオンライン申請も可能 |
履歴事項全部証明書 | |
建築確認済証 | 自治体もしくは民間の指定確認検査機関
※再発行不可 |
重要事項説明書 | 物件の購入時に利用した不動産会社をはじめとした仲介会社 |
SUUMO売却査定の申し込みフォームは、長時間放置していても、画面を閉じない限り入力した内容が消えることはありません。
正確な情報を入力したいときは制限時間のことは気にせず、じっくりと調べてみることをおすすめします。
査定を依頼できる提携不動産会社がない場合は、間取り・面積・築年数を入力した時点で、営業対象エリア外である旨を伝えるメッセージが表示されます。
SUUMO売却査定から査定を依頼できない場合は、他の不動産一括査定サービスを利用するか、自分で不動産会社を探すことを検討してみてください。
売却したい不動産の間取りや面積の入力を終えたら、いつごろまでに売却したいかを尋ねられます。
次のような選択肢が表示されるので、該当するものを1つ選びましょう。
- できるだけ早く
- 3ヶ月以内
- 半年以内
- 1年以内
- 1年以降
- 売却する意思はない
売却活動や手続きの進捗状況によって、売却できる時期は前後することがよくあります。
現時点では売却の希望時期が決まっていない方も、「大体これくらいかな」とおおまかな希望を選んでみてください。
「売却する意思はない」を選択すると、次のような文章が画面に表示されます。
本サービスは売却を希望する方のための査定依頼サービスです。
売却意思のない方の査定依頼はお断りしています。恐れ入りますがご了承ください。
引用元:SUUMO売却査定
現時点での資産価値を知りたくて査定を依頼する場合は、SUUMO売却査定から利用を断られる仕様になっています。
売却する意思はないけれど査定額を知りたい方は、SUUMO売却査定が公開している売却相場価格を参照してみてください。
ステップ5:氏名と連絡先・査定方法を入力する
売却の希望時期まで入力すると、売却したい物件との関係を尋ねられます。
物件との関係によっては氏名の入力欄へ進めないケースもあるので、しっかりと確認しておきましょう。
売却物件との関係に関する選択肢と、氏名の入力欄へ進めるかについて、以下の表にまとめてみました。
売却物件との関係 | 氏名の入力欄へ進めるか |
名義人 | 可 |
名義人に売却の同意を得た家族・親族 | 可 |
共有名義 | 可 |
会社名義 | 可 |
弁護士、銀行担当者、名義人・名義人の家族から依頼を受けた方 | 不可 |
不動産業者 | 不可 |
氏名の入力欄へ進めない場合は、申し込みフォームに次のような文章が表示されます。
本サービスは売却を希望する方のための査定依頼サービスです。
物件所有者以外からの査定依頼はお断りしています。恐れ入りますがご了承ください。
引用元:SUUMO売却査定
友人や友人の家族からの依頼を受けて売却査定を申し込む場合も、氏名の入力欄へは進めないと考えて良いでしょう。
査定依頼を断られた場合は、物件所有者かその家族・親族が手続きするよう声を掛けてみてください。
売却物件との関係に問題がない方は、個人情報の入力画面へ進みます。
入力する項目は以下の通りです。
- 氏名(漢字)
- 氏名(カタカナ)
- メールアドレス
- 電話番号
- 希望連絡時間帯
以前のSUUMO売却査定はメールアドレスと電話番号のいずれか一方を入力すれば良かったのですが、2024年1月10日時点ではすべての項目を埋める必要があります。
仕事や家事で連絡が取りにくい時間がある方は、次の希望連絡時間帯の選択肢から連絡を取りやすいタイミングをひとつ選びましょう。
- 指定なし
- 平日午前中
- 平日午後
- 平日夜
- 土日祝午前中
- 土日祝午後
- 土日祝夜
連絡希望時間帯を選択したら、査定方法を入力します。
訪問査定を希望するか尋ねられるので、「はい」「いいえ」のどちらか一方を選択してみてください。
参考までに、査定方法について下の表にまとめてみました。
査定方法 | 概要 |
訪問査定 | 不動産会社のスタッフに、実際に現地まで物件の様子を見に来てもらう査定方法。
実物を見たうえで査定額を算出するため、正確性・具体性に優れている。 |
机上査定 | 申し込みフォームに入力した情報をもとに査定額を算出してもらう査定方法。
現地まで赴かないぶん、素早く査定額を提示できる。 |
「いいえ」を選択した場合は、自動的に机上査定のみで依頼することになります。
後で「やっぱり訪問査定もしてもらいたい」と思ったときは、査定を依頼した不動産会社へ訪問査定を希望する旨を直接伝えてみてください。
ステップ6:査定依頼したい不動産会社を選択する
査定方法の入力を終えると、「会社選択する」ボタンが画面に表示されます。
ボタンをクリック(タップ)して、査定を依頼する不動産会社を選びましょう。
不動産会社を選択する画面には、次のような情報が掲載されています。
- 不動産会社の名前
- キャッチフレーズ
- 住所
- アクセス
- 物件所在地のエリア内での売却実績
- 物件所在地のエリア内で物件を探している人の数
各不動産会社についてより詳しく知りたい場合は、「不動産会社名 SUUMO売却査定」と検索すると、SUUMO売却査定が用意している会社の詳細ページを探せます。
査定を依頼したい不動産会社が決まったら、チェックボックスにチェックを入れてみましょう。
不動産会社を選ぶ画面をさらに下に下げると、売却希望価格と要望を記入する欄が設けられています。
記入必須ではないので、不動産会社へ伝えたいことがある方のみ利用してみてください。
必要な項目をすべて入力したら、「上記に同意の上、確認画面へ進む」ボタンをクリック(タップ)します。
入力した内容を確認し、修正したいところがあれば「修正する」ボタンから入力内容を変更しましょう。
最後に「査定依頼」ボタンをクリック(タップ)すれば、申し込み完了です。
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SUUMO売却査定に関するよくある質問
本記事を読んでいるほとんどの方が、初めて不動産を売却するのではないでしょうか。
不動産の売却にはさまざまな手続きが必要なうえ、大きな金額が一度に動くため、疑問が尽きることはなかなかないと思います。
そこで今回は、SUUMO売却査定に関するよくある質問4つに回答します。
- 不動産売却はどの不動産会社に頼むのがよい?
- 無料査定の不動産売却で注意すべきトラブルは?
- 不動産売却に必要な書類は?
- SUUMO売却のCMは?
それぞれの質問に対する回答を下の見出しで詳しく掲載しているので、ぜひ確認してみてください。
不動産売却はどの不動産会社に頼むのがよい?
不動産の売却において、査定を依頼したり契約を結んだりする会社はとても大切です。
良い会社だとフォロー体制がしっかり整っており、スムーズに手続きを進められます。
一方あまり良くない会社だと、対応が雑で思うような売却ができないかもしれません。
不動産の売却を成功させたいときは、以下のような特徴をできるだけ多く満たしている会社に頼んでみることをおすすめします。
- 物件の所在地と同じエリアに店舗がある
- 売却したい不動産の種類の売却実績が豊富
- 支店・店舗数が多い
- インターネット広告を掲載している
- 担当者の対応が良い
- 査定額の根拠をしっかりと説明できる
物件の所在地と同じエリアに店舗がある会社は、その地域の事情に精通していると考えられます。
地域ならではの居住環境や周辺施設、どのような人が多く住んでいるかなどをよく知っているため、物件を購入してくれそうな人へ的確にアプローチしてもらえるでしょう。
売却したい不動産と同じ種類の売却実績も、大切なチェック項目です。
今まで蓄積したノウハウを活かし、テキパキと売却活動を進めたり、相場より高い金額の売却先を見つけたりしてくれるかもしれません。
支店・店舗数が多い不動産会社はお店同士のネットワークが充実しているため、離れた場所まで物件情報を届けられます。
転勤や進学のため遠方へ引っ越すことを考えている人が、不動産を購入してくれるかもしれません。
支店・店舗数が少ない会社でも、インターネット広告を掲載していれば日本中の人が物件情報を閲覧できます。
できるだけ広い範囲で物件情報を宣伝できそうな不動産会社を選びましょう。
査定を依頼した後は、担当者の対応にも注目です。
良い担当者だと、質問にすぐに返答する、高圧的ではない、より良い選択肢がある場合は売却以外の方法も提案するなど、いろいろなフォローをしてくれます。
また、なぜこの査定額になったのか、過去の取引事例や現在の市場の状況といった根拠を提示しながらしっかりと説明できる担当者だと、信頼して売却活動を任せられるでしょう。
特に査定額が相場よりも高すぎたり低すぎたりするほど、きちんと説明してくれる担当者を選んでみてください。
SUUMO売却査定では、提携している不動産会社の詳細な情報を掲載しています。
掲載されている情報は、過去の取引実績、会社が実施しているサービスの内容、担当者の氏名や顔写真などです。
査定を依頼する不動産会社をじっくりと選び、落ち着いて売却活動を進められるようにしましょう。
無料査定の不動産売却で注意すべきトラブルは?
不動産の売却はさまざまな手続きが必要で、大きな金額が動く出来事です。
手続きを進めるなかで、売却活動、書類の準備、法律、支払いなどのトラブルが発生することは珍しくありません。
しかし、ほとんどのトラブルは対策の仕方を知っておけば防ぐことが可能です。
無料査定の不動産売却で注意すべきトラブルとその対処法の例を、以下の表にまとめてみました。
注意すべきトラブル | 対処法の例 |
営業の電話が多い |
|
相場とかけ離れた査定額の提示 |
|
仲介手数料が高額である |
|
囲い込み |
|
売却する不動産の欠陥 |
|
担当者の対応が不親切 |
|
不動産会社としては「査定を依頼する=売却する意思がある」と判断できるため、査定を依頼したらひっきりなしに電話がかかって来ることがあります。
最初は査定を依頼する会社の数を1〜3社に留めたり、申し込みフォームにメールでの連絡を希望する旨や連絡を取りやすい時間帯を記載したりして対策してみてください。
利益を獲得するため、不動産会社のなかには相場とかけ離れた査定額を提示したり、高額な仲介手数料を請求したりするケースがあります。
相場よりも高い査定額を提示し、「この物件は状態が良く、人気が出そうなので査定額を高めに算出した」「現在このエリアの土地の値段は上がっている」などと売主を喜ばせ、自社と契約を結ばせようとするのです。
仲介手数料は、法律で定められた上限額を超えた金額を請求されたら要注意。
以下の表に、不動産売却時の仲介手数料の上限額をまとめてみました。
取引額 | 仲介手数料の上限額の算出方法 |
200万円以下 | 売買価格の5%+消費税 |
200万円超~400万円以下 | 売買価格の4%+2万円+消費税 |
400万円超 | 売買価格の3%+6万円+消費税 |
もし上限額より高い仲介手数料を提示された場合は、「なぜこの金額なのか」「仲介手数料の上限額は決まっているのではなのか」と担当者に尋ねてみましょう。
囲い込みとは、売却する不動産の情報をあえて他社に紹介せず自社内で購入者を見つけようとすることです。
本来、売却する不動産の情報は会社の垣根を越えて共有できるのですが、売主と買主両方からの仲介手数料を受け取るため、あえて紹介しない会社が一部では存在します。
売主としてはより良い条件の買主を見逃してしまうことになりかねないため、気を付けておきましょう。
不動産会社と結ぶ媒介契約のうち「専任媒介契約」と「専属専任媒介契約」は他の不動産会社と契約できなくなるため、囲い込みにはうってつけの契約形態と言えます。
契約を結ぶ前に、国土交通大臣指定の不動産情報ネットワークシステム「レインズ」に自分の物件の情報が掲載されているか、担当者が積極的に売却に向けて行動しているかなどを確認してみてください。
また、売却後に発生しうるトラブルとして「売却する不動産の欠陥」が挙げられます。
シロアリや漏水といった不動産の欠陥が売却後に発覚したとき、購入者から賠償請求される可能性があるのです。
売主には「契約不適合責任」という責任が発生し、知らなかった・気づかなかったという状況でも責任を負うことになります。
売却前に受託診断を受け、欠陥が見つかったら購入者に正直に説明するなど、しっかりと対策しておきましょう。
これらのトラブルは、対応が丁寧で知識量が豊富な担当者に受け持ってもらえればある程度防ぐことが可能です。
契約を結ぶ前に担当者の様子を観察し、説明や作業が雑ではないか、こちらの質問に的確に回答しているかなどをチェックしてみてください。
もし気になる点があった場合、その担当者は少々ルーズなところがあるか、不動産売却に関する知識が不十分であることも考えられます。
複数の不動産会社に査定を依頼して、査定額だけでなく担当者も比較し、納得できるところと契約を結ぶことをおすすめします。
不動産売却に必要な書類は?
不動産を売却する際は、たくさんの書類を準備しなければなりません。
不動産売却に必要な書類としては、主に以下のようなものが挙げられます。
- 登記済証もしくは登記識別情報
- 本人確認書類
- 物件の間取り図
- 確認申請書、確認済証、検査済証のいずれか
- 固定資産税、都市計画税納税通知の写し
- 印鑑証明
- 住民票
- 土地測量図・境界線確認書
- 抵当権抹消書類
上記のほか、不動産の種類・状態によっては耐震診断報告書、確定申告書、売却する物件を購入したときの売買契約書のコピー、印紙税の領収書の持参が求められる場合もあります。
また、実印やパンフレットといった書類以外の準備が必要な場面もあるでしょう。
用意する書類は人によって異なるので、詳しくは担当者の指示をもとに用意することをおすすめします。
不動産の売却に必要な書類のなかには、法務局へ取りに行ったり、役所に問い合わせたりしなければならないものも含まれています。
すべての書類を揃えるには時間が掛かるので、「引渡し日はかなり先だからまだ大丈夫だろう」と油断せず、少しずつ準備を進めるようにしてみてください。
SUUMO売却のCMは?
SUUMOのCMといえば、マリモのような緑色の丸いキャラクターと、サービス名を繰り返すキャッチーなBGMが特徴です。
SUUMOは売却査定以外に賃貸物件の検索や新築物件・中古物件の購入などさまざまな事業を展開しており、CMの種類はとても豊富。
テレビや動画サイトのCMで、どれか1つは見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
SUUMO売却査定を取り上げたCMも制作されており、YouTubeのSUUMO公式チャンネルにも投稿されています。
舞台は一戸建て住宅のリビングルーム。
ソファでくつろいでいた男性が立ち上がり、家を売ることを思い立ちます。
しかし相場も分からず不動産会社も知らない男性は何をすることもできず、一晩中ソファの前に立ち続けているだけでした。
翌朝あくびをしながら起きてきた妻がSUUMO売却査定公式サイトを表示したスマートフォンの画面を主人公に見せ、主人公は嬉しそうな表情を浮かべるという内容です。
CMの時間は15秒と短く、コンパクトにSUUMO売却のサービスを紹介しています。
主人公が立ち尽くしている間はSUUMOのあのBGMが止まり、代わりに渋い声のナレーションが入ったのも印象的でした。
15秒という短い間でもストーリーには緩急が付いており、見ているとついクスっと笑顔になりそうなCMと言えるでしょう。
2024年1月10日時点で見つかったSUUMO売却査定をクローズアップしたCMはこの1本のみでしたが、
ほかの事業と合わせてSUUMOのサービスのひとつとして紹介されているものもありました。
SUUMOのCMを見かけたときは、SUUMO売却査定を取り上げていないかぜひチェックしてみてください。
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SUUMO売却査定の基本情報を解説
SUUMO売却査定は、居住用の不動産を中心に扱っている不動産一括査定サービスです。
不動産会社の詳細な紹介や売却相場の公開など、売却に役立つコンテンツをたくさん用意しています。
運営会社 | 株式会社リクルート |
サービス開始時期 | 2009年 |
一度に査定を依頼できる不動産会社の数 | 10社 |
提携不動産会社数 | 2,000店舗以上 |
利用者実績 | 非公表 |
査定対応エリア | 47都道府県 |
査定対象の不動産 |
|
訪問査定 | 対応可能 |
利用料 | 無料 |
SUUMO売却査定は全国2,000店舗以上の不動産会社と提携しているため、地方でも査定を依頼しやすいのが特徴です。
不動産の取引数が多い自治体だと市区郡単位でも売却相場が公開されているので、より具体的な相場価格を把握しやすいでしょう。
上場企業や大企業のグループ会社とも提携しており、初めて不動産を売却する方でも利用しやすいサービスです。
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SUUMO売却査定のまとめ
SUUMO売却査定は、マンション、一戸建て、土地の3種類の不動産に対応している不動産一括査定サービスです。
2009年よりサービスを開始し、2024年1月10日時点で15年近くの歴史があります。
提携している不動産会社の数は2,000店舗以上にのぼり、なかにはテレビCMやインターネット広告で見かけた会社もありました。
売却データを集積し、売却相場を公開していることからも、取引数や利用者数の多さが伺えます。
SUUMO売却査定には以下のようなメリットがあります。
- 2000以上の不動産会社と提携している
- 不動産会社の詳細情報も見られる
- 地域によってはサイト上でおおよその売却相場が分かる
SUUMO売却査定には、不動産の売却に慣れていない方でもスムーズに査定を依頼するのに役立つコンテンツが盛りだくさんです。
SUUMO売却査定と提携している不動産会社のなかにはリフォームの提案や賃貸の推奨など、売却以外の選択肢を提示するところもあります。
依頼主が保有している不動産を活かす方法を提示し、満足・納得できるよう話を進めてくれるのは心強いでしょう。
居住用の不動産を売却予定の方や、初めて不動産を売却する方は、SUUMO売却査定を利用してみてはいかがでしょうか。
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